あれから一年後の今日のこと
今回は乙女ゲームの話じゃないので、興味ある人だけお付き合い下さい。
去年の7/28、うちで飼っていた猫が病気で亡くなりました。
元々うちで飼っている子ではなくて、親戚から譲り受けた老猫だったのですが、本当に可愛くて。その頃私は実家を離れていて、あの子と一緒にいた時間というのは多分一年にも満たないでしょう。あれから一年経った今、最早いない時間の方が長くなってしまった、というか・・・・・・元通りの生活に戻っただけとも言えるんですが。
それでもやっぱり、あの子のことはずっと忘れられないと思います。あの子がいなくなってしまって一年、あれから色んなことがたくさんありましたけど、あの頃みたいに他の猫のことをあんまり見られなかったり、突然訳もなく泣き出すだなんてことはなくなって、今ではとても穏やかな気持ちで生前写していた写真を見ることが出来るようになりました。決して忘れた訳じゃないけど、ここにはちょっと前まですごく可愛い猫がいたんだよな、くらいの気持ちまで落ち着くことが出来たというか。
あの頃は気持ちを風化させたくなくて、直後にブログの方でもあの子について書いたことがあったんですけど、さっき一年ぶりに読み返してみたらなんだか苦しくて、久々にあの子のことを思い出して泣きました。もうすっかり忘れてしまっている詳細な出来事の数々をしっかり書いていて、治ってない傷跡がずっとじくじく膿んでるみたいな、そんな生々しさがそこにはあったけど、過去の私がこれを残したいと思ったんだから、読めて良かったなと思います。
母がゆゆちゃんの為に、って小ぶりな向日葵を買ってきてくれて、一年経ってもまだここにあの子がいて皆に愛されてる感じがして、切なさと共に嬉しくもあったり。
火葬する前、たくさんの花に囲まれていたゆゆちゃんのことを思い出してまた泣きそうになっている自分がいますが、今日くらいは、あの子のことを思って泣く夜があってもいいかな。