とんでもねえ大晦日

前回が今年最後のブログになると言ったな、ありゃ嘘だ。

なーんてことになるとはあのときの私は思いもしてなかったのですが、いやあ～～一年の締めくくりとなる大晦日である今日がとんでもない日になってしまったので、書き残さない訳にはいかなかった。

前回に引き続き乙女ゲーム全然関係ない話になってしまってすみません、という感じですが。

直接店の名前を出したりはアレなのでぼかしますが、今私が働いているのが飲食系のところでして、大晦日は凄まじい量のテイクアウトの注文が入る為従業員は基本的に全員出勤、朝から人によっては晩まで！という予定だったんですよね。私ももれなく朝の開店時間から大晦日の閉店時間まで、というシフトだった･･････はず、なんですけれども。昨日の深夜、というか日付が変わっていたので今日ですね、店長から連絡が入りまして。「急遽、人が足りなくなったそうだから函館に行って欲しい」とかなんとか。瞬間何を言われたのか分からな過ぎてフリーズしてしまった私がいました。

函館･･････函館ね。行ったことがない訳ではないしなんなら旅行とかでちょくちょく行ってはいるので馴染みはそこそこなんですけど、いや、でもそういう問題じゃない。

行って欲しいというか、一応はあくまでお願いという形ではあったのですが。非常識とも言えるド深夜に私のようなヒラの人間に電話してくるくらいなので、火急の事態なのだろうなということは容易に想像がついてしまって。

ちらと泊まりなのかな、と最悪のことを考えたうえで店長に聞いたら元々の退勤時刻辺りには帰れるように交渉するから大晦日中には戻ってこられる、とのことだったのでついつい了承してしまいました。いや面倒くさいし行きたくはなかったけど、誰かが行かなくちゃいけないんだったらまあ行ってもいいかな、と思ってしまったので。特に観たいテレビとかしたいこととかも無かったし。なんだかんだで私はいつも貧乏くじを引く運命にあるような気がしてならない。

はい、そんな訳で！

は～～るばる来たぜ函館へ～～～！！

よく聞く歌ではあるが自分がそうなるとは誰が予想つきますかね。つきませんよこんなの。

でもまあ、私の住んでいるところも同じくらい寒いし雪もめちゃくちゃ降るので、行くの自体はすんごく大変だった！って感じでもなかった。防寒用の上着も長靴も常に身に着けているので、特に準備するものもなく。

新幹線でひとっ飛びで行けるって普通に考えてすごい。泊まりでもないし、持っていくのは店の制服と靴とか軽食くらいのもんでした。あまりにも身軽な長旅。あんなに軽くサッと行けるんだったら仕事じゃない普通の日に函館行ってもいいかな、くらいには早く着きましたね。

実際の駆り出された仕事は割と過酷で身体があちこち痛くなりましたが（滅茶苦茶店内走り回ったし）、普段とは違う仕事だったのである意味では新鮮味もあり、最初の方は楽しかったです。最後の方死ぬかと思いましたけど。

今年も終わるな～～とか暢気に考えていたら最後にブッ込まれるのがこれって本当に、何？こんな大晦日、後にも先にも今日だけだわ。いずれ笑い話になる類のやつ。

最早現在進行形で笑い話として消化中。

帰りに乗せて送ってもらった人の車の魔改造が過ぎるのも予想外で面白かった。マフラーはすごい轟音でブオンブオンいうし車高は低いしフォグライトとかいう車のライトはピンクに光る。函館でピンクに光らせてるの俺一人しかいませんよ！みたいに言われたけど一体どんな反応をするのが正解だったんだろうか。あと函館だと車改造するのが当たり前みたいな感じで言われたけど、絶対違うよね。普通の人の車はマフラーブオンブオンいわんし車高はいじらないしライトが５色に変化しない。何もなければ一生関わることのない別次元の人、という感じでしたがだからこそ思いの外話聞くのが楽しかった。

折角函館に来たんだし、とお土産物色するの楽しみにしていたんですが、もう大晦日だからなのかどこもかしこも閉まっていて全然買えなかったのがちょっぴりショックでしたね。本当はロイズのチョコレートとか買いたかったんですけど、キオスクしかやってなくて･･････でも怪我の功名というべきなのか、キオスク限定のISHIYA（白い恋人のとこ）のチョコレートが買えたのはラッキーでした。あとついでに六花亭のストロベリーチョコ。これも美味しくて好きなやつ。

マジで駅の中に人っ子一人いない感じで、孤独な大晦日でした･･････。行きは天気でも帰りはかなり吹雪いてたし、大寒波な大晦日。色んな意味で忘れられない大晦日になりましたね。

そんなこんなな一年の最後でしたが、皆様来年もよろしくお願いします。

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