PS Storeで買っておきたいゲーム① ネオロマンス編
夏辺りに終了してしまうという噂のPS3・vita向けのストアですが、その前に買っておきたいゲームを個人的にまとめていこうと思います。
私が普段やっている乙女ゲームや趣向にかなり偏るところではありますが、自分でも買うのを忘れないうちに色々残しておきたいので!
第一回目は、ネオロマンス編ということでがっつり乙女ゲームの紹介です。
先日のネオロマンスセールのお陰もあり、私はPS Storeで買えるネオロマンスゲームのほとんどを持っているんですけれども・・・・・・。
持ってない、やってない方に向けてということで。
金色のコルダ
まずはひとつめ、有名タイトルである「金色のコルダ」。
完全に主観で評価するとこんな感じです。
- おすすめ度 ☆☆☆☆
- 難易度 ☆☆☆☆☆
- 面白さ ☆☆☆☆
- 糖度 ☆☆(かなりの微糖)
シリーズがたくさん出てはいますが、こちらは初代のいわゆる「無印」。他のナンバリングは結構移植されたり、追加要素含めてリメイクされることもありますが、この「無印コルダ」はこれ以上移植されることもリメイクされる可能性もあまりないかな・・・・・・と思う(個人的主観です)ので、これを逃したら古いハードのをやるかPSPのを探すか、という感じになります。まだ古いハードが動く方ならそれでもいいとは思いますが、古いハードを持っていなくてPS vitaならある!という方は買いです。
何しろベスト版でお安いので。ダウンロード価格、¥1.257。
主人公の育成レベルや相手の親密度・ライバル度の数値によって起きるイベントが違ったり、ゲームとしてのやり込みも高くて面白いのですがその分何も分からないままやると恋愛が出来ずコンクール優勝して終わるというシビアさ。乙女ゲーム的甘さはほとんど無く、くっついたとしても手を握るとかそういう距離感なのでかなり爽やかな恋愛を楽しめます。普段乙女ゲームをやらない人でもすんなり入れそうな感じではありますが、むしろ普段乙女ゲームをやってる方は甘さが物足りない、と感じることもあるかも。
おまけもかなり充実しているし、これひとつあれば永遠に遊べてしまうので、定期的にふとやりたくなる作品です。
遙かなる時空の中で2
ふたつめは、「遙かなる時空の中で2」。
こちらも有名タイトルのナンバリングで、お値段も同じ¥1.257。
- おすすめ度 ☆☆☆
- 世界観・雰囲気 ☆☆☆☆
- 面白さ ☆☆☆
- 糖度 ☆☆
無印のコルダ同様に、これ以上の移植やリメイクは無いかな・・・・・・って感じなので名前を挙げました。昔のゲームなので、やることが若干単調です。
基本的に、提示される期日までに怨霊を倒す、とか祠の場所を突き止めるなどの目標がありそれぞれこなしつつ、お目当ての人と親交を深めていくという感じなので(まあネオロマンスお馴染みのシステムではある)、慣れない人は少し退屈と感じることもあるかも。
それでも、平安時代特有の「風雅でありながらうら寂しい」みたいな独特の雰囲気を味わえるのは流石という感じなので、一回くらいはやって欲しいところです。初代の遙かも平安が舞台ではありますが、結構別物なので。あちらはより華やかな平安なんですけど、2の方は初代と比べると暗いというか、また別側面の平安をピックアップしています。
「遙か」シリーズをやったことがない人がやる最初の遙かとしてはあんまり向かないかな、と思うのですが、過去に遙かをプレイしたことある人におすすめしたいタイトルです。特に、初代をやってて2をやってない、という人はこの機会に是非2をやって下さい。
ネオアンジェリーク
みっつめは「ネオアンジェリーク」。お値段¥2.305。
実は触りまでしか出来てないので具体的な評価は出来ませんが、ネオロマンス好きな人には馴染みが良いと思うし、台詞差分なども豊富でやりごたえがあるので、かなりおすすめです!
アンジェリークシリーズは有名ですが、こちらはその派生シリーズ・・・・・・とでもいうのかな。本家のアンジェリークをやっていないので比較はあんまり出来ないんですけど、システム的には「アンジェリーク」よりも「遙か」に近い感じ。
RPGのようにクエストを受注して、タナトスと呼ばれる敵を倒して回る辺りは「遙か」っぽいですが、戦闘は割と簡単なので、そんなに難しくはないしミニゲーム要素が多いので色々と楽しめます。
個人的には、「夕食会」のシステムが楽しすぎて永遠に出来る、と思いました。ネオロマンスのすべてのゲームに実装して欲しいくらいです。
下天の華 with 夢灯り 愛蔵版
よっつめ!「下天の華」。こちらは¥7.480で他のPSPのダウンロード版と比べるとお高くはありますが・・・・・・色んな方に勧めたいタイトルです。
実は本編だけプレイ済みでFDはまだなんですけど・・・・・・本編だけで評価するならこんな感じかな。
- おすすめ度 ☆☆☆☆☆
- 難易度 ☆☆
- 面白さ ☆☆☆☆☆
- 糖度 ☆☆☆(人による)
ネオロマンス作品ではあるものの、作業的な要素が少ないのでネオロマンス未経験の人にもおすすめしやすい作品です。その分、いつもネオロマンスやってる人間からするとミニゲーム部分がもうちょっと何か欲しかったな・・・・・・って感じに物足りなさはある気がしますが。
こちら無料体験版もあるので、どういう感じかな・・・・・・って気になった人は体験版で確かめられるのも良い点だと思います。
vita版は移植で本編とFDがセットになっているし、追加要素があったりとかなりお得なのでフルプライスで買う価値はあるかと。また、本編追加要素である「罪の華√」が非常にヤバく、ぶっ刺さる人は多くいるはず。メリバとか好きな人は多分好きじゃないですかね・・・・・・攻略対象全員に用意されているので、それぞれの仄暗い愛の結末を見て欲しい。
ちょっと話が逸れますが、最近出た「バディミッションBOND」が結構「下天の華」っぽいらしいですね。私はSwitchまだ持ってないので聞きかじった程度ですが、開発が同じところだし、シナリオも似た雰囲気だと聞いてるので気になってます。
金色のコルダ3 AnotherSky
5つ目はこちら。「金色のコルダ3 AnotherSky feat.神南/至誠館/天音学園」!
無印に引き続き、金色のコルダの登場です。やっぱねー、コルダは私の青春なんだよな・・・・・・。評価はこんな感じです。
- おすすめ度 ☆☆☆☆☆
- 難易度 ☆☆☆
- 面白さ ☆☆☆☆☆
- 糖度 ☆☆☆☆(人による)
何故本編である3ではなくAS(AnotherSky)の方をおすすめするのか、って疑問に思う方もいるかもしれませんが、このAS、個人的に立ち位置謎なんですよね。厳密にいうとFDって感じもしないし、続編でもないし、しいて言うなら「もうひとつの本編」・・・・・・。
ASをやるなら先に本編である3をやって欲しいとは思いますが、ぶっちゃけ3本編をやらずにASからやろうと思えばやれちゃう感じではあります。
何せ、パラレルワールドなので。3本編で最初に星奏学院に転入するはずの主人公が、「星奏学院ではなくそれぞれのライバル校に転入していたらどうなっていたのか」とかいうオタクの考えた同人誌みたいなやつを公式がパラレルワールドで学校ごとに出してしまったのがこれです。そしてPSPで学校ごとに3本ずつ出したのを1つにまとめたのがこのvita版の「金色のコルダ3 AnotherSky feat.神南/至誠館/天音学園」。
だから¥8.580とお高いんですけど、その分元は取れるくらいにシナリオが最高に詰まってるし面白い。ひとりひとりのシナリオが濃密で、しかも長めのおまけシナリオまであるもんだからもう。
3本編の方は色々と移植されていたりするものの、現状ASはPSPでの3つとそれを1つにまとめたかなりお得なこのvita版しかないので、だからこそこちらをおすすめに挙げました。いずれSwitchに移植されたりもするかな~~と希望的観測をしていますが、vitaについ最近(といっても3年前くらいだけど)移植されたばかりなので、すぐには来ないんじゃないかな・・・・・・。個人的にネオロマンス、オトメイトほどバンバン移植しないというか移植に腰重い気がするし。
下天の華同様体験版があるので、気になった方は何も言わずに体験版をやるのをおすすめします。
ちなみに、3本編のセーブデータがないとASのおまけシナリオで攻略出来ない人が一人いるのでやっぱり3本編も押さえて欲しいところです。
とまあそんな感じで、とりあえず5タイトル紹介しました。この他にも色々とおすすめしたいネオロマンスゲームがまだまだあるんですけど、そうすると多分全部紹介してしまいそうなので。個人的に現状優先度高めなやつだけに留めました。あとはまあ好みなので、ダウンロードじゃなくてソフトを手元に置いてやりたいって人もいるだろうし・・・・・・。興味を持ったら、色々自分でも調べてみて下さいね。
一応気を付けてもらいたいのが、vitaで出ているソフトはPS Store終了と共にDLC(ダウンロードコンテンツ)も買えなくなると思うので、そっちもちゃんと確認した方が良いかと思います。
今回はネオロマンス編ということで、ネオロマンスに絞って紹介しましたが、次はいろんなメーカーの乙女ゲームを紹介する予定。
気になる方は第二回も見て下さいね~。