ささくれ備忘録

主に乙女ゲームの感想・考察を書いています。

BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ)アートブック シナリオブック 他特典感想

先日、ようやく届きました~~!

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BUSTAFELLOWSのアートブックと、シナリオブック。情報が出たときからずっとずっと、楽しみに待っていました。

予約していたんですけど、当日ではなく翌日に来ましたね。もういつ来るかいつ来るかと何も手につかなかったです。早期予約はうっかり忘れていたのでそっちの特典はありませんが、特典目当てで初めてアリスNETさんを利用しました。普段はアニメイトかステラワースのほぼ二択という感じなんですが、シュウが・・・・・・好きなので・・・・・・!アリスNET特典はアートブック描きおろしの絵を使ったパライソガレージの招待状風ポストカードと、ゲーム内で登場する「シュウがくれたなんでもお願い聞いてくれる券」のしおりです。そこらへんにあったレシートの裏に書いて渡してくるんですけど、その再現がすごい。あえて掠らせた感じとか、透けているようになってるんです。大事に保管したいと思います。

さて、本命のアートブックとシナリオブック、まずは見た目や大きさから感想を言っていきましょうかね。

アートブックは思っていたよりも大きくて、シナリオブックの方は思っていたより小さいかな、という印象です。それぞれ紙質とかも全然違うので、そこらへんをお伝えしたい。

直接的なネタバレは控えますが、どうしても真相後の感想という形になるので、ちょっとしたネタバレの匂わせでも嫌だ!とかゲーム本編をまだプレイしていない方は気を付けてください。

 アートブック NEW SIEG

思っていたより大きい、とは言いましたが画集と考えると普通の大きさなのかな。

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試しに本棚にあった市川春子さんの画集を比較する為に引っ張り出してきましたが、並べるとこんな感じ。ちょうど、ぴったりで全く同じサイズ。

絵を眺める為ならこれ以上大きくてもいけないし、これ以上小さくても見ごたえがないのかもしれない。カバー無しのタイプで、表紙はマットな質感。うっかり爪で引っ掻いたりしたら跡が残ってしまいそうなので、気になる人は保管時にビニールに入れたりした方が良いかも(私は届いたときの袋にそのまま入れてます)。

肝心の中身の紙質はつるつるしていて、光沢があるような感じです。紙にはあまり詳しくないのですが、発色が綺麗な紙、ということも考えられているかもしれないですね。

初っ端、テウタ・リンボ・シュウ・ヘルべチカ・モズ・スケアクロウの描き下ろしイラストがお出迎え。それぞれ携帯で誰かと話しているという共通のシチュエーションなのですが、皆柔らかい雰囲気で誰と話しているんだろう・・・・・・?というのが気になります。

BUSTAFELLOWSのコンセプトアートというのか、お馴染みの2種類のイラスト(皆で車に乗ってるのと、空から札束バラまいてるやつ)と、デラックスエディションの描き下ろしも勿論載ってました。このデラックスエディションの皆がドレスアップしているやつ、好きなんですけど色々比喩的で気になるところがたくさんあるので、欲を言うならもうちょっと大きいページで見たかったな・・・・・・あとは雑誌の描き下ろしとか、店舗特典ごとの描き下ろしイラストがたっぷり載っています。個人的に嬉しいな、と思ったのはこの店舗特典のイラストですね。私はアニメイト特典とステラワース特典どっちも買ったので手元にありますが、それ以外の店舗のイラストを一ページにどかんと大きく見られるのってなかなかない機会というか、画集ならではというか。ゲームの特典系のイラストはすべて一ページずつ掲載なので、しっかり堪能できます。アニメガ特典とWonder GOO特典は他のイラストに比べて肌色面積多めなので、ページを開くとちょっとドキッとしちゃいました。

デフォルメイラストも結構大きく載っていて、カジノディーラー風とかアリスモチーフな皆がめちゃくちゃ可愛いです。あと、コラボカフェなどでのそれぞれの描き下ろしもたくさん掲載されているのがとてもいい。こういうの、買っても結局あんまりつけないので、可愛いなーと思ってもグッズ系は買わない私ですが、こうやってイラストを画集で楽しめるのも良いなあと思います。コラボカフェ、行きたいなと思っても地方住みでなかなか行けなかったりもするし・・・・・・。

デラックスエディションの小冊子にもちらっと載っていた、ニューシーグの地図もがっつり大きくありました!ガイド風なのがとってもオシャレ。

ゲーム本編で登場した、ニューシーグの背景もあるんですけど、ゲームをやっていたときにはそこまで多く感じませんでしたが、こんなに背景用意されてたんだ!?という驚きがあります。それぞれの昼verとか夜verとか、かなり凝っているからこそゲームをやっているときの没入感がすごかったのだな。

それから、キャラクターごとの立ち絵や表情差分が載っています。これはデラックスエディション小冊子にも載っていましたが、小冊子の方では足元まで見えなかったキャラクターの全身が一部見られるのがいいな~と思いました。印象としてはデラックスエディションの小冊子の豪華版ですね。デラックスエディションには収められなかった差分などがたっぷり収録されています。表情の差分数だけでいうなら、デラックスエディションの小冊子では9パターン掲載されていたのに対してアートブックの方では16 パターン掲載されている・・・・・・という感じ。ただ、デラックスエディションにしか載っていない表情パターンや立ち絵もあったりするので、デラックスエディションにはデラックスエディションの、アートブックにはアートブックでしか見られないものがあり、どっちを持っている方が得、とかいうことはないです。キャラ造形をするときの小ネタとかラフ的なのはデラックスエディションの小冊子でしか見られないので、注意。

極論、どっちも持っている方が一番楽しめるんじゃないかな。BUSTAFELLOWS好きの方には、どちらもマストということで。

ページ数的なことについて言及するなら、テウタ・リンボ・シュウ・モズ・ヘルべチカ・スケアクロウ・アダムの7人は見開きで2ページあり、表情パターンは16パターン載っています(アダムだけ8パターン)。

ルカ・ヴァレリーカルメン・アレックス・サウリ・ぺぺ・ナヴィード・ヤンの重要なサブキャラクターたち8人は、それぞれ1ページが与えられ表情差分が4パターンと全身の立ち絵が掲載されています。ぺぺ、ナヴィード、ヤンの3人はデラックスエディションの小冊子では全身立ち絵が載っていなかったので、足元まで分かるのは嬉しいですね。

他のサブキャラクターたちは何人か同じページに載っている感じで、上半身までの立ち絵と、数人(マグダ・トロイ・アイビー・カイル)は表情パターンが3つ見られました。

 

あとは、ゲーム本編のスチルがキャラクターの√ごとに、たまに前後しますが大体時系列順に全部あります。差分があるもの、差分は載ってるけど全部は載ってなかったり、そもそも差分が載っていないものもあったりするので全部見たいならゲームのギャラリーで確認するしかないんですけど、まあ画集ということならこういう感じで充分かな。そのシーンでの印象的な台詞も一緒に記載されていて、ページを繰る度にゲームをやっていたときのあの感覚を思い出します。当然の如く、全部のスチルが載っているということはネタバレしかないので、ここらへん見るのはゲーム全部終わってからの方が良いと思います。

このスチルを大きく見て欲しい!という制作陣側の思いがあるのか、まれに一ページまるまるひとつのスチルが大きく載っているんですけど、チョイスが・・・・・・やばい・・・・・・。人によって一ページまるまる使ってるスチルの数のばらつきはあるのですが、個人的にダメージがデカかった一ページ使ったスチルは、シュウの2枚目のやつとモズの3枚目のやつですね・・・・・・これは実際に見て欲しいので何のスチルかは言いませんが、あえてそのスチルを大きく見せるか・・・・・・そうか・・・・・・的な気持ちが強かったのはそのふたつ。

それから、真相でのスチルもあります。誰の√にいったとしてもおそらくは結局ここに行き着いてしまうんだなあというほろ苦い気持ちでいっぱいになりますが、こちらも大分・・・・・・衝撃がデカい。というか、まあ真相なので全部が衝撃的なのですけど。シーンごとに台詞とかがあるのでページを繰る度にゲームをやっていたときの感覚を思い出す、と上の方で書きましたがマジで真相での痛みを思い出してしまった。

最後に、ゲーム内アーカイブでしか見られないアイテムや写真なども大きく掲載されています。折角イラストとして用意されているならちゃんと見たいな、と思っていたのでこれもかなり嬉しかったです。

全ページフルカラーで、136ページ。かなりのボリュームなので、しっかり楽しめました。

 

シナリオブック Seeking in NEW SIEG

さてさて、お次はシナリオブックです。

最初見たときは思ったより小さいかな、と思いましたが中身は結構なボリューム。なかなかの文章量です。

ちなみに、表紙と裏表紙はこんな感じ。

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暗めの赤が印象的で、テウタを連想させます。

肝心の内容ですが、シナリオブック書き下ろしのものや、雑誌やWEB掲載用の書き下ろしシナリオが主に載っています。ここでしか見られないような人視点で書かれていたりするので、それが結構面白かったです。

どんな人視点か気になる人向けに、それぞれのシナリオを内容のネタバレ無しで紹介すると

「7days in the "GARAGE"」(本書書き下ろし、アレックス視点)

「Friday Night」(雑誌掲載、ヴァレリー視点)

「That's the way you say」(雑誌掲載、リンボ視点)

「HOT SKIPPER」(雑誌掲載、スケアクロウ視点)

「Prom King」(投票企画、リンボ視点)

といった感じ。

多分、アレックス視点のものはここだけかな。ヴァレリー姉さん視点のやつは、確かステラワースの特典小冊子のリンボBAD後日談でもあったので。

投票企画のプロムキングに選ばれたリンボのやつは、個人的にも結構好きだったので本という形でいつでも手元に置いて見返せるのは嬉しいです。WEBで掲載されているので今でも普通に見ることが出来るんですけど、やっぱり紙に印刷されるとまた違うんですよねー。

気になった人はこっちですぐ読めるので読んでください。

joqrextend.co.jp

個人的に最後の、モズが唯一気付いてる感じがたまんねえな、と思います。

自分の好みだけでいうなら、書き下ろしのアレックス視点のやつがめちゃくちゃ良かったです。正直、これを読むためだけに買ってもいいかな、と思いました。短いショートショートですけど、真相を知ったあとでの、これなので。あとは、喋りはしないもののいろんな人物が出てくるのでサービスがすごいな、と。

ショートショート以外では、発売記念イベントでの朗読劇シナリオとか、今は公開されていない前日談ボイスドラマのやつとかも掲載されています。ゲーム内アーカイブでのテウタの所感?みたいなのも全部載ってるのが良かった。モノクロだけど、一部アーカイブでの画像も一緒に載ってました。
あと、それぞれの登場人物のプロフィールががっつり書いています。攻略対象たちの好きなものや嫌いなもの、ここでしか知りえない情報というか裏設定みたいなものもあったりして楽しい。

そして、ここでもダメージを食らいました。アダムのTIPS・・・・・・ありゃなんだ!?そんなの、めちゃくちゃしんどいじゃん・・・・・・普通に分かんなくてわざわざ意味を調べたんですけど、そんな・・・・・・。多分テウタはそのままでも普通に受け取ったと思うし意味を調べたりもしないと思うんだけど、あえてアダムはそうしたっていう情報がマジでさあ~~~!そのエピソードこそがアダムという男を象徴していると思う。Auld Lang Syneの意訳と合わせて、何処までも苦しみたい。

テウタの中の人、近藤唯さんとキャラデザのすめらぎ琥珀さん、シナリオのminetakaさんたちの対談も結構興味深くて、面白かったです。

このBUSTAFELLOWSという作品、久々に私の心に大きな痛みと傷を残すものとなったんですが、まさか狙っていたとはね。いや、まさかということもないか。やはりって感じです。明らかに狙ってやってるだろ!というのはゲームをやっている間、もしくは特典小冊子のBAD後日談などでまざまざと思い知らされたので。ここでその台詞使う?とかその順番、配置にする?とかね。

楽しいままでは終わらせてくれない、それがBUSTAFELLOWS。

シナリオブックの最後、テウタが実際に書いたという体の記事があるんですけど、これで終わるのが本当に最高だな。最後の最後まで手を抜かずに世界観を演出してくる。

 

購入しているのを迷っている方に伝えたいのは、アートブックとシナリオブック、出来ることならどちらもセットで楽しんだ方が良いということ。どちらかだけを買う、というのも有りだとは思うしそれでも充分楽しめるとは思いますが、両方あるとビジュアル面とシナリオ面でダブルにしんどい、ってのが更に味わえるので。ゲーム本編のように苦しみたい方はどうぞ。

公式でも言っていますが、再生産が難しい商品のようなので、もし欲しいのであればお早めに。

普通、書店などで流通する本にはISBNコードっていうのがあるんですけど、アートブックとシナリオブック、どちらにもついていないので、一般流通はしない故に再生産が難しいのかな、と思います。出版社ではなく、ゲーム制作スタッフさんたちで作ったということなので、こだわりがすごい分たくさん刷れるものでは無さそう。

この2冊を読んで、またBUSTAFELLOWSやりたいな・・・・・・という気持ちがふつふつと芽生えたので、そろそろ感想続き書きたいです。

 

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