ささくれ備忘録

主に乙女ゲームの感想・考察を書いています。

SRX(スカーレッドライダーゼクス)途中までやった所感

先日からやっているSRXスカーレッドライダーゼクス、めちゃくちゃ面白いです。

 

スカーレッドライダーゼクスがどんなゲームかということを軽く説明しておくと、学園もので、戦隊もので、更にバンドものというこれでもかってくらい属性盛り合わせなゲームなんですが、思ったよりは喧嘩することなくマッチしている謎なゲームです。多分こんな乙女ゲーム他に存在しないんじゃないんだろうか。

雰囲気としては、仮面ライダー電王とか、仮面ライダーWとか、あとは新世紀エヴァンゲリオン辺りが近いんじゃないかと思います。そういうのが好きで乙女ゲームもいけるなら、是非ともやって頂きたい。

ゲーム自体もちょっと特殊な構成で、一章につきAパート(日常)とBパート(戦闘)に分かれています。次の章に入る前の次回予告も挟まれたり、アニメっぽい感じで面白い構成です。というか、ゲーム中に実際にアニメーションが流れます。私は乙女ゲームにおけるアニメを勝手に「謎アニメーション」と呼んでいるのですが、久しぶりの謎アニメーションに胸がときめきました。最近の乙女ゲームでは全く見なくなってしまいましたが、昔はあったんだよな、そういうのが・・・・・・金色のコルダとか、遙かなる時空の中でとか。

日常パートがかなりギャグに振っていて戦闘パートでシリアス、と言う形が基本なんですがその振り幅がすごいです。キャラクター同士の掛け合いがめちゃくちゃ面白くて、言葉選びのセンスが絶妙。乙女ゲームにしては大分尖った感じなので、好きかどうかは人によるかとは思いますが私はかなり好きです。

数年前にやっていたアニメは視聴済みなので結構ギャグが多めなのは知っていましたが、アニメとゲームではまた感じ方が違うと思いました。軽快なやりとりというか、どちらかというと言葉遊び的な部分のギャグに重きを置いているように感じるので、アニメよりはゲームの方がその良さがより伝わるな、と。個人的に今んとこツボったやりとりは、ヒロのめちゃくちゃ分かりにくいギャグをヒジリがイジる件ですね。「メンズカジュアル売り場と惣菜売り場くらい離れちゃってんじゃん」は思わず噴き出してしまった。プレイした人からは一定数同意が得られると思うんですけど、あそこ思わずスクリーンショット撮りました。それくらい好き。

正直、アニメの出来は・・・・・・うーん・・・・・・という感じだったように思うので、アニメしか知らない人はちょっと損をしているかも。色々と惜しいアニメでした。大体の話の流れとかは一緒なんですが、かなり駆け足気味というか説明不足というか。まあゲームの方も説明不足感は否めない部分もあるのですが。突っ込みどころが有りすぎたりとか、色々。それでも話の続きが気になってどんどん進めてしまうので、そこらへんはゲームの不思議な魅力だなあと思います。アニメでは多分、そういう良さや魅力が幾分か伝わりにくかったのではないかな。

Track09の冒頭まで進めましたが、確かここまでが共通√でTrack10から分岐して個別√に入るんですよね。今んとこヒロくんと愛と死を行ったり来たりしながら突っ走ってます。現状こんな感じ。

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多分ヒロくん√で確定でしょう。

明確な分岐として選べるなら、どちらかというと悪い方から見ておきたいタイプなのでおそらく最初は愛ではなく死を選ぶと・・・・・・思いますね・・・・・・。

改めて張っておきますが、セールは5/7までなので、もし気になった方は早めに買っておくことをおすすめします。これを逃すのは惜しいくらい面白いです。

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